June 30, 2004

期待した自分が

今日は夕飯もろくに食べられないまま遅くなったので、地元で松屋に向かった。
いつのまにかハヤシライスがメニューにある。ほう、と思いながらさっそく頼んでみた。
・・・絶対ハヤシライスの味じゃない。そう、牛丼にケチャップ入れたような。絶対そうに違いない。あ、今は豚丼か。
エネルギー補給どころか、味と期待の落差で体力を失った。やっぱり俺は松屋は合わない。

June 26, 2004

トランペットを知った日

団員N(Y)のの所属する、国分寺フィルハーモニーの演奏会に行ってきた。
プログラムは
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
トランペット・アラカルト(津堅直弘ソロ&トーク)
●「トランペット・アラカルト」演奏曲
1. ヘンデル/「水上の音楽」より(ナチュラルTp.使用)
2. ハイドン/Tp協奏曲 第1楽章(キーTp.使用)
3. フンメル/Tp協奏曲 第3楽章(モダン楽器使用)
4. ケーニヒ/「ギャロップ」(ポストホルン使用)
5. クラーク/「トランペット・チューン」(ピッコロTp.使用)
レスピーギ/交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ/交響詩「ローマの松」
といった風にトランペットがフォーカスされたプログラム。

マンドリンオケにとっては、金管楽器はほとんど接することのないもの。だから全く知識のないまま聴きに行ったのだけど、プログラムにあるように&トークありなので、いろいろ知らない話を耳にすることが出来て問題なく楽しめた。
今あるトランペットのずっと前にはナチュラルトランペットというバルブのないトランペットだったそうで、出せる音にも限りがあったそう。他にも郵便配達の時に使われたポストホルンというものも含めて、そういう珍しい楽器で実際に曲を演奏したものだから、これはなかなか珍しいものを聴けたかもしれない。

「ローマの松」でも、クライマックスで2階席の左右端のせり出したところ?なんというのかわからないけど、その左右にもトロンボーン(たぶん)が配置されて、舞台と客席から金管攻めで盛り上がって、なんだかえらい音量で盛り上がった。指揮者が斜め後ろに指揮向けるとこなんて始めて見たよ。始めてオケで聴いたけど、あの曲は普通ああいうものなんだろうか。

そしてアンコールでは、トランペットアラカルトのプログラムの津堅氏が再度登場して、自ら編曲したという「正露丸の主題による4つの変奏曲」が演奏された。ラッパと言えば正露丸。ベタベタながら、かなりちゃんとした曲に仕上がっていて、あのテーマが繰り返し繰り返し、重く美しく奏でられる・・・。

いやもう、金管とお笑い、といった感じの一風変わった演奏会だった。
しかしトランペットという楽器は、力強いね。「音楽では、人間の感情が全て美しく表現される」とかそんな風の言葉があったけど、あの楽器においてはそれが「美しく力強く表現される」って感じ。


・・・「正露丸の主題による4つの変奏曲」、個人的に、昔を思い出した。大学2年の夏合宿で、学年合奏として同じくあのテーマをモチーフとして、「"S"の主題によるワルツ」という曲を演奏した。同学年のやつが編曲したんだけどそのあと辞めちゃった。あいつ、どうしてるかなあ。

June 24, 2004

カテゴリー欄設置

久しぶりにblogをいじって、左側にカテゴリーごとに記事見出しを表示出来るようになった。
これだけのことを実現するまで、ネットで検索して調べて調べて、4,5時間かかっちゃった。いや、やり方はすぐ見つかったけど、うまく実行出来なくて、その問題がわかるまでが長かった・・・。
blogって未だにわからないことだらけで、全然勉強不足。ホームページ作れるなら余裕だろ!とか軽く思ってたね。
先は長い...

投稿者 甘栗 : 12:05 AM

June 20, 2004

テデスコ×村治佳織

去年から今年にかけて、“未完成』でやれる曲はないかといろいろ曲を聴いていたのですが、何回か聴いているうちにすごく好きになった曲があるんですよね。カステルヌーヴォ・テデスコのギター協奏曲1番です。
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3楽章からなる19分くらいの曲で、ギターに弦系、フルート、クラ、オーボエなどの編成です。各楽章にギターのカデンツァがある、まあ協奏曲ですけど、2楽章のギターと管系の絡み合う叙情的な旋律や3楽章の勇壮な力強い感じが自分的にははまりました。8000円もするスコアまで買いましたよ。

で、CDは死ぬほど聴いたけど、やっぱり生演奏が聴きたくて探したら、ありましたありました。村治佳織が日本フィルとの共演でやってました。
恥ずかしながらプロのクラシックの演奏会ってたぶん行ったことなくて、しかも自分でチケット取ったことなんて絶対なかったけど、即買いました。あの曲を生で、しかも村治佳織の演奏で聴けるなんて楽しみ過ぎます。

それが今日です。行ってきました、みなとみらいホール。もちろんプログラムはギター協奏曲だけじゃなくて、ブラームスの交響曲2番とラベルのボレロもやりました。指揮は、ネーメ・ヤルヴィ。会場は満員で、どちらかというと、こっちが目当ての人が多いような感じでした。

いやー、よかったです。やっぱり音楽は直に聴くのが一番ですね。実際に音が発音されているのが見れてこそ、音楽って感じがします。ありえない早さの指の動きも見れましたし。
けど、ギター協奏曲といえばオケとの音量のバランスがいつも課題です。普通にやると、ギターの音は埋もれちゃうんですよね。ここでもギターの音はアンプを通して少し増幅していました。マンドリン合奏でもオケでも電気的な加工には免疫ないのでちょっと嫌かな、と思ったけど、気付かない程度だったのであまり気になりませんでした。でもギター協奏曲なんかはもっと小さいホールで聴いてみたいなとは思いましたね。
ちなみに村治佳織はやはり美人でした。あれだけの腕にルックスが加わって、相当カリスマ度高いです。演奏後は拍手が途切れなくて5回も戻ってきてました。
もともとマンドリンオケでやりたくて聴いてたけど、やっぱりかなりハードル高い・・・。でも2楽章だけ取り出したら普通に出来そう・・・。

もう二つのブラームスとボレロも、かなりよかったです。というか、時間的にはこっちの方が全然メインなんですけど。4楽章の盛り上がりやボレロのクライマックスのあたりは、指揮もオケもかなりテンション上がってて、熱かったです。
やっぱり演奏会はいいよなあ。今年はいろいろ行ってみようかと思いました。

自分がずっと聴いてたのはこのNorbert Kraftという人が弾いているやつで、村治佳織の演奏は「アランフェス協奏曲」に入ってます。
比べてみると、村治の方が相当テクニカルに凝った演奏をしています。

投稿者 甘栗 : 12:01 AM

June 14, 2004

レインシューズを探して

今の職場では毎週金曜日はカジュアルデーでスーツで来なくていいんですよね。なおかつ、6〜9月は毎日カジュアルデーなので、夏場にネクタイを締めなくてよくて快適です。
ただ、カジュアルっていってもビジネスカジュアルなので、上は襟あり、裾だし禁止、ジーンズはだめ、スニーカーもだめです。そうなると普段着からはだいぶ遠くなってくるので、それを満たす服があんまり用意出来なかったりするんですが。

中でも何気に困るのが、雨の日の靴です。普段着に合わせる革靴は雨に弱いのが多くて、朝から降ってたりすると途方に暮れます。
ところがある日、街ゆく人の靴を見てて、いいのを見つけました。L.L.Beanのビーンブーツです。これは元々ハンティング用に作られたような靴で、かなり上の方までラバーで覆ってあるので雨にはとても強いんですよね。

探しましたよ、L.L.Bean。昔は新宿や自由が丘にあったのに、今は吉祥寺くらいしかないんですね。日本店オープンの頃はメールオーダー(電子メールでなく)でしか買えなかったのがお店で!と盛り上がってた気がするのですが、すっかり下火です。
丈が短くて、なるべくビジネスっぽいのを選びました。履いてみるとやっぱいいですね。全然沁みこんできません。そうするともっと試したくなって、雨の日に家から遠い駅で降りて長距離歩いたりしました。・・・ダメでしたね。跳ね返りの雫が少し靴の中に入って、濡れてしまいました。何事も過信はよくありません。

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投稿者 甘栗 : 12:52 AM

June 10, 2004

一五一会

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http://www.rockinn.co.jp/shopping/acoustic/acog_ichigo.html
BEGINによるプロデュースで、一五一会という楽器が出来たそうです。沖縄の三線とギターを足して割った、誰でも気軽に弾ける楽器、とのこと。
マンドリンもギターもこの楽器も、同じ撥弦楽器のお仲間。なんだかちょっと気になります。誰か買ってきて見せてくれないかなあ・・・。

ところで「BEGINによる」なんてさりげなく書きましたけど、普段からよく聞いているわけじゃないんですね。むしろイカ天以来の記憶はあまりないくらい。でも「BEGINは良いね」なんて話をたまに聞いたりしますから、いいグループなんでしょうね。聞いたらたぶん好きです。
しかし、あの番組出身で今でもいるのはあとJITTERIN'JINNくらいでしょうか。どんなんだったっけかと「イカ天」で検索していろいろ見てたら、司会が相原勇だったことを思い出しました。「次のバンドは○○だぁい!」とか言ってたなあ・・・。懐かしい、というよりなんか空虚な気持ちになるのは何故でしょう。
さらに余談ですが、じったりんじん→JITTERIN'JINNに一発変換されたのはビビりました。これもMacが音楽に強い証、なのか。

投稿者 甘栗 : 12:50 PM | コメント (0)

あ〜よかった -toyocho mix-

先週の土曜日、新団員さん向けガイダンスを行いました。
“未完成』は、毎年2月に演奏会を行った後は夏頃まで目立った活動はしていなかったんですよね。でも例年、このお休みの期間に練習見学のメールを割ともらったりして、練習してないから見学してもらえないよ、どうしよう、と団員は右往左往していたのです。
そんなわけで第2回目の活動から、メールをもらう度に説明会を開催していたのですが、今年はちょっと違いました。見学希望メールをもらう前から説明会を設定したのです。強気です。

蓋を開けてみれば今回も参加してくれる方がいて大変ほっとしたのですが、誰もいなかったらおそらく幹事反省会としてしめやかに会議室が利用されていたことでしょう。

会はなごやかに進みました。楽しくやれそうな方達だったので、正式に参加してくれるといいなあと思います。これまでも毎年新しい人が何人か入ってくれたけど、今まで知らなかった人が仲間になっていくのは本当にいいものです。

投稿者 甘栗 : 01:29 AM | コメント (0)