今日は“未完成』のメンバーが何人か出演予定の演奏会の練習に行ってきました。
いわゆる大学OBの演奏会というやつで。
その帰り、メンバーで晩御飯を食べていて、またいろいろたわいもない話をしました。
学生時代にどんなバイトをしたかとか、どんな夢を見た事があるかとか、仕事中に眠くなったらどうしているかとか。
とりとめもなくそんな話をしていたとき、ふと笛の話になりました。
きっかけはなんだったかなあ。
FLのAさんがマンドリンを練習した事があるという話をして、愛知万博で管パートもマンドリンで出ようよ、って話をして、FLのWさんがCLも吹いてみたいとかいう話をして・・・私もFL吹いてみたい、って話をして。
そして、チェロのTさんが「コカリナ」やってみたい、って言い出したんですよね。
え？コカリナ？
初めて聞いたんですけど、今そういう楽器が通販であるらしいですね。
なんでも木製らしい。オカリナではないらしい。
そしてオカリナよりも高価らしい。
その場では、「ふーん」てくらいにしか思ってなかったんですけど、
今家に帰ってきて、Tさんのブログ読んで、なんかだんだん惹かれてきました。
面白そう。
そして、買ってみたい。
でも今回はけん制されたので、とりあえずTさんに譲ります。
しばらくコカリナの話で盛り上がった後、またAさんが、私はオカリナ持ってる、と発言しました。
それから今度はケーナの話になって、Wさんは横吹きのケーナを持ってるとかで。
最後は、どういう話の流れだったのか、Tさんはギター２つとマンドリン３つ持ってるっていう話まで出てきて。（チェロ奏者なのに）
自分に限らず楽器やってる人って皆、音の出るものに目がないんだな、と実感した夜でした。
（実はギターのKさんも、一瞬ザフーン買いそうになったって言ってたし）
なんかちょっと嬉しかったです。
合宿からほんの1週間経っただけで、もう遠い昔のような気がするのは何故でしょうか。
それはきっと、夢のような毎日だったから。
天気も良いし、何かにつけて面白がって皆で盛り上がっていたし、いつでも楽器に触れられるという状況は、とても贅沢だったと思う。
そして、好きなことのためだけにエネルギーを使えて、最後は「でがらし」になるくらい、擦り切れてしまえることも。
もうね、最終日は絞りかすみたいなモノでしたよ、ホント。
思えば1日目夜更かし個人錬の睡眠不足と、2日目の「飲む前のウコン」がまずかった。
（＊今度は飲んだ「後に」ウコンにしよう。）
3日目は睡眠不足と軽い二日酔いでかなり身体にガタが来てました。
良い音とか、音楽を楽しむとか、曲調とか、そんな悠長なことは言っていられない。
最終日はとにかく残りの数時間、指揮に合わせて音を出して、ノルマをこなす、そういう機械人形状態になっていました。
あと1日残ってたらやばかった。
それでも、1日目、2日目、3日目と、だんだん上達が実感できたのもまた事実。
1日目吹けなかったところが、2日目には指が動くようになっていたのが嬉しかった。
ただ、今回の合宿が今までと違ったことは、
「もうがむしゃらにやれる年齢ではなくなったかな・・・？」とふと思ったことでした。
パワーだけで3日間乗り切るのは、正直いってつらかったです。
「良い練習のためには、休みもきちんととらないといけない」
練習するときは集中して、終わったらぶらぶらしたり、遊んだりして身体を休ませる。睡眠も十分にとる。
そういう自己管理能力の大切さを実感した初めての合宿でした。
次回は、もっとお休みとろう。
といってもやっぱり、せっかくの合宿だからと時間を惜しんじゃうんですけどね。