2006年04月22日

運命の日まであと12日

お久しぶりです。
書こう書こうと思っていたのに、
忙しかったり、悩んだりでなかなか書くことができませんでした。

私にとって、今日はあと12日です。
5月4日(木・祝)、ゴールデンウィークの真っ只中に、
アマデイマンドリンアンサンブルさんの演奏会に出演します。
以前にも書いたと思いますが、その演奏会の最後のメイン曲として、
モーツァルトのクラリネット五重奏をやります。

この曲は、五重奏といいながら、ほとんどクラリネット協奏曲のような構成です。
しかも全部で4楽章もあって、演奏時間は約40分です。
難易度も、実際吹いてみると自分が思っていた以上に難しく、
4月に入ってからは、ずっと気が気ではありませんでした。
今までの演奏会の比じゃありません。

でも、練習を重ねるうちに、難しいのは難易度だけではなくて、自分の吹き方の問題もあることがわかってきました。
それは、どうも自分は力みすぎるクセがある、ということです。
力むと口が閉まりすぎて、リードミスやら音が出ないやら、指も動かなくなったりと、
いろいろな失敗をしてしまいます。
そのために、自分で曲を吹きにくくしている、ということでした。

4月から再開したクラリネットレッスンの先生に毎週注意されて、
ようやく今克服しつつあるところなのですが、
力を抜いてお腹で音を支えるように練習し始めてからは、
失敗が随分少なくなりました。
リラックスして吹く、という事は、非常に重要なことだったようです。

他にも問題は残っているので、これだけでは安心できないのですが、
おかげで演奏に対する不安は大分減りました。
不安が減ると、落ち着いて練習できるようになってきました。

本番まであと12日、日にちで見るともうあと少しの感じもしますが、
まだいろいろやれそうです。

あんまり自分に必要以上のプレッシャーをかけたくないのですが、
5月4日、お時間のある方は、演奏会に是非お越しください。
本番で楽しく演奏できるように、がんばりたいと思います。

<Amadeus2006 演奏会>
日時: 2006年5月4日(木・休)14時開演予定
場所: かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール(京成 青砥駅 または 立石駅)
曲目: ディヴェルティメントニ長調 KV136
    フルート四重奏曲ニ長調 KV285
    クラリネット五重奏曲イ長調KV581

投稿者 konkiti : 2006年04月22日 00:11
コメント

楽器を演奏する上で「余計な力を抜く」というのはとても大切なことのようです。私も別々の楽器の先生に、それぞれ「力を抜いて」とよく注意を受けます。変に力が入ってしまうと音がきたなくなりますし、速く弾きたい所も弾けなくなります。私も頑張ろうと思えば思うほどゴチゴチに力が入ってしまう方なのでkonkiti さんの書いていることを読んで「なるほど」と思うところが多くありました。とはいえ、「力を抜く」というのは思っているより遥かに難しいことですねえ。
クラリネット五重奏は弾けば弾くほど美しい素晴らしい曲ですが、難易度も高く、弾く喜びを感じられるところまでなかなか到達できません。残された練習時間は多くありませんが、少しでもよい演奏を目指したいと思います。よろしくお願いします。

Posted by: mumi : 2006年04月23日 17:38

mumiさん
コメントありがとうございます。
力を抜くというのはどんな楽器にも共通するものかもしれませんね。
力を抜けば、多分、もうちょっと弾けるはずなのに、でも、気張らずに弾くというのは私もとても難しいです。
音源のCDの演奏を聞くと、速い所も遅いところも安定感があって、余裕で吹いている感じが伝わってきます。
実際、奏者の心の中はそんな風に余裕なのかどうかはわかりませんが、そういう風な演奏に聞こえるということは、凄いことだなと思います。私もがんばります。
残り時間はわずかですが、落ち着いて練習していきたいと思います。よろしくお願いします。

Posted by: konkiti : 2006年04月23日 22:39