2006年02月11日

指が動くようにする件について

今日は、仕事帰りに図書館行ってCD借りて、楽器屋さんに寄ってきました。
3月に、別の団体で小演奏会のようなものをするので、その曲探し、と思って、動き回っていたのです。
で、図書館で借りてきた赤坂達三さんというクラリネット奏者のCDを聴いているのですが、その演奏が尋常じゃないスピードです。
あー音が綺麗だわー、まろやかで惚れ惚れするわー、とうっとりしていたら、
次の瞬間、怒涛の早さで駆け下りたり回転したりで、脳内スピードがついていきません。
え、今何したの?みたいな。
人間業じゃない・・・

どの曲もそんな速いパッセージだらけで、このCDに入ってる曲はとりあえず避けることに決めました。
本気でやったら指捻挫しそう。
しかも知らない作曲家ばかりだし。
なんだかマニアックな感じが非常に濃いです・・・
素敵な曲には違いないのですが。

でも、指がきれいに動く人には憧れます。
転ばず焦らず、規則正しく指が動くっていうのは、きっと練習の賜物なのでしょうね。
赤坂さんは別格として、“未完成』団員の人たちのそういう演奏を聴くと、
どうやって練習してるんだろう・・・と思います。

自分が思いつく練習法としては、
1、メトロノームで、これなら絶対演奏できるっていう超遅めのテンポから練習していく
2、日頃から音階練習をして、どの調も滑らかに吹けるように指を動かしておく
3、転んでしまう所は、何種類かの崩したリズムで何回か吹いて、転ぶ指のクセを取る

で、1、は特に、クラリネットの先生からアドバイスされて「なるほどな」と思ったことなので、いつもまずこの方法で練習します。
ただ、これが超遅め、って本当にカメのようなノロノロテンポからやるので、日によっては自分でイライラする時があります。
今日もイライラしました。
絶対できるテンポだ、って思っても、結構できない事が多いんです。
遅いからこそアラが目立つこともあって・・・。
指のクセってかなり頑固みたいですね。
だんだんメトロノームに演奏がはまってくると、これが快感に変わってくるのですが・・・。

というわけで、今日は指をもっと動かしたい、という件について書きました。
演奏まで1ヶ月をきった状態で、指がもつれるところがまだたくさんあるので、
これからそれらを集中的に練習して行きたいと思います。

チャールダーシュ

投稿者 konkiti : 2006年02月11日 00:20
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