2006年02月08日

吹く音と聞く音、音程の問題

今日は2月8日です。
演奏会まで、あと・・・18日くらい?もうあんまりですね・・・

先週の日曜(5日)は、久しぶりに練習に参加できました。
もしかしたら合宿以来かも。
で、出てみたら、皆、合宿の時よりうまくなってました。
細かい部分の音が柔らかくなって、表現が繊細になっていました。

合宿から約1ヶ月。その間合奏練習が2回あったことを考えると、
当たり前か・・・

私はその間、仕事やら何やらいろいろにかまけてまして、
楽器にロクに触れず・・・白状しますと、忙しいことを
口実に、「譜読みしてれば大丈夫」、とか思って、指を実際に
動かす練習してなかったです。
頭の中ではたくさん動かしてたんですけど、実際の練習
もしないとね。
あれですね、「ダイエット薬飲んだから大丈夫」とかいって、
大量にお菓子を食べてる人みたいなものですね・・・。

指をあまり動かせていなかったから、5日の練習では
鈍っていたのか、いつもよりたくさん間違えてしまい、
その上装飾音符の感じとか、特に力を入れてイメージ
トレーニングしていたところにも注意が来てしまい、
あちゃーって感じでした。
やばい。

そんな感じで、「(イメトレ)練習したのに全然駄目じゃん」と自分に
腹を立てながら合奏練習を始めてしまったわけなので、
練習の最初の方は、ちょっと感じ悪い人だったかもしれません。
誰にともなく、「ごめんなさい。」言わせてください。

でも収穫。
5日の練習は、多分、今までで一番、周りの人の音が聞けたと思います。
というのも、合宿からこっち、何回か、合奏練中のCD録音を聞いたのです。
それがどれも、「・・・音程がヒドイ」。
最近こればっかり書いてますが・・・。

自分は気持ちよく吹いてても、周りはそうじゃなかったんだろうなあ、って
実感したのです。

これは理論的にはどうなのかわかりませんが、
楽器を吹く当人に聴こえてくる音と、周りへ聴こえていく音は、
自分で喋る声をテープ録音して聞いた時と同じように、ギャップが
あるような気がします。
特に、クラリネットのような、口から息を出して、顔(耳)と出音部の
位置が接近しているような楽器の場合。
部屋の音響や録音機会の影響もあるのかもしれないけれど、
自分で思っていたより音が薄っぺらく聴こえていたり、音の切れが
悪かったりとか。あと、音程とか。

でも、音程を楽器のせいにするとバチがあたりますね。
あとは、そういう音響的な原因ではなく、単に心理的な原因として、
「周りの音なんて聴かなくてもいいやー」
「自分の音サイコー」
って傲慢にやってる
場合もあるかと思います。(^^;)
(「のだめカンタービレ」初期の頃の峰君みたいに)

で、原因はどこにあるにせよ、
危機感を感じたので、とにかく周りの音と音程を合わすことを意識して、
5日の練習ではずっとチューナーつけっぱなしで音を拾いながら合奏練習
してました。
(FLの人たち、チューナー貸してくれてありがとうございました)

そしたら、多分、いや、きっと、かなり合ったんです!音程が。
自分が吹く前に、必ず周りの音を聴いて、自分の出す音の高さを
イメージしてから吹くことをやってたら、ほとんどの音がチューナー
でほぼ真ん中の針のまま、出せたのです。びっくりしました。
こうすれば良かったのか・・・と、ホッとしました。

あと、周りの音を聴いてから吹き始めると、音量バランスが自然に
調整されますね。
いつもより小さめの音量で吹いて、「実はこういうハーモニーだったんだ」
って思うところがいくつかありました。
だからたぶん、いつもより、全体的に音量小さめだったはず。
クラリネットが出すぎてなかった、はず・・・。

そんなわけで、指とか技術とかは散々でしたが、
周りの音を聴く練習は、かなり出来たと思います。
音程もなんとかなりそうで、良かった・・・。

あとは、個人練ですね。
指が華麗に(?)回るように、これからはそっちをがんばります。

投稿者 konkiti : 2006年02月08日 22:10
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