2006年02月02日

パート練習しました

今週の月曜、1月30日、パート練習を行いました。
場所は秘密ですが、私の家の近所と言えば、わかる方にはおわかりでしょう。
音楽練習用の部屋なので、防音室になっています。

そこでクラパ2名でパー練しました。
3時間ほどの練習予定時間で、「長いかな」と思っていたのですが、
フタ開けて見ると、「プロヴァンス組曲」さらうだけで気が付くと2時間
以上経っていて、後の1時間弱で大急ぎで「アルルの女」の一部を
やりました。ドリーはやれず。

普段なかなか会えない二人なので(なんか恋人みたいだな)、
詰め始めるとちょっとした所で時間がかかってしまうし、
今後会える機会も考えると、今回はサラッと練習する、
みたいなわけにもいかず、
二人でああでもないこうでもないと唸りながら練習してて、
終わった頃にはヘトヘトでした。

でもクラパは、たった二人だからパー練時間の調整もできるし、
調整に時間をかけられるけど、他の大所帯パートは大変ですよね。
それはクラパ、ひいては管パの強みだと思います。

でやってたんですが、パー練の時間を果たしてどれだけ自分が
効果的に練習できたかというと、うーん、っていう感じです。

というのも、自分は一応クラパのパートトップをやらせてもらって
るんですが、だからパー練中はハーモニーのバランスとか、リズ
ムが揃っているかとか、その辺を重点的に見ていく必要があるん
ですけれども、
二人で吹きながらやってると、相手の音がだんだんこう、聴こえなく
なってくるんですよね・・・(苦笑)

気が付けば「あれ、私の音汚い」とか、「今指ミスっちゃった」とか、
自分の事ばっかりになってしまって、個人練感覚になるので、
パー練としてはどうだったのかと思ってしまいます。

この前書きましたが、
自分も演奏しながら、他の人の音聴くって、実は大変なことですね。

他の人の音が聴けるっていうことは、あまり意識しないで自分の
パートが吹けるっていうことですからね。

以前、いつかどこかで、
「プロのピアニストになると、大脳使って頭で考えて弾くんじゃなくて、
反射的な運動をつかさどる、小脳部分で反射的に弾いてる」
みたいなウワサを小耳に挟んだのですが、

「あれ?指が動いちゃうよ?」
みたいな状態まで練習を積んでこそ他人の音が聞けるのかも
しれないと思います。

・・・頑張れパートトップ!>自分

後は、防音室だったから、響いていない自分の生音がリアルに
聴こえてしまって、気持ちよく練習できなかった(^^;)というのも
あるかなと。
カラオケボックスだと、もう天下取ったみたいに気持ち良く練習
できるんですけどね・・・

今年度の練習では、あまり自分で気持ちの良い音が出せていなくて、
それはクラリネットのセッティングを変えたりしたせいもあるかなと
思うのですが、
そうすると、練習に入る気持ちそのものが変わってきてしまいます。
音ばっかりに気を奪われて、気持ちが固くなってくるのです。
気持ちが固くなると、身体も固くなるし、そうすると演奏も力んで
しまって、リラックスした演奏ができなくなってしまいます。

だから防音室はあまり好きではないのですが、
でも一番鍛えられる場所ですよね。防音室で満足いく練習ができたらば、
音響効果を考えた舞台でも良い音で吹けるはず。
強制ギプスみたいなものですね・・・。

防音室といえば、自分の部屋に防音室を作るのも素敵だなと思います。
今は部屋で練習してると大家さんから即警告を受けてしまいますので、
カラオケボックスや近場の練習室なのですが、
畳半畳くらいの個室防音室って、販売してたりするんですよ!

某サイトで見かけたら、30万~でしたね。今の自分には手が届かない
ですが、いつでも練習できるって魅力的です。
でも案外、いつでもと思ってたら練習しないかもしれないけど・・・
中学時代の部活動みたいに、毎日少しでも楽器に触れる、
みたいな環境だったら良いな~と思いますね。

という感じでした。
まあとにかく個人練がんばります。

投稿者 konkiti : 2006年02月02日 15:33
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