2006年07月24日

銀座歩きの収穫

今日は午前中、知り合いのマンドリンの先生が主催されたミニコンサートを聴きに行き、
午後は11月にやる演奏会の合奏練習に参加し、夕方くらいに終わってまだ外が明るか
ったので、同じクラリネットパートの後輩Tさんと、帰りに銀座のYAMAHAに寄ってきました。

聴いて、弾いて、見る、と、振り返ると音楽にいろんな面で触れた日だなと思います。

マンドリンの先生の演奏は、いつもながら音が立っていて、トレモロが綺麗で、表現(歌い方)も素晴らしかったです。
違う楽器だけど、私もあんな風に表現できればいいな、と思いました。

銀座では、YAMAHAの他に、高島屋デパート(本店?)に
入ってセレブ気分を味わったりしました。
日本橋の高島屋って、建物の内装が昔ながらで、面白いですよ。エレベーターとかレトロだし。屋上に行ってみたのですが、ガーデニングされていて、緑をライトアップしていたので、夜に訪れるとロマンチックかも。デートコースにいいかもしれないと思いました。
客層も上品な服を着ている人ばかりで、格式高い雰囲気が漂っていましたよ。

YAMAHAでは、最近すごく安価なベストクラシック集なるものが出回っているとTさんから聞いたので、私もTさんに便乗してクラシック曲集を買いました。
私が買ったのは「ベストモーツァルト100」です。

今それを聞きながらこれを書いていますが、モーツァルトの音楽って上品で美しくて良いですね。
きらきら星変奏曲とか素敵だし。
音楽は聴くより弾くのが好きな方なので、じっくりクラシック鑑賞するタイプでは無いのですが、たまにはテレビを消して、モーツァルトの美しさに浸るっていうのも悪くないな、と思います。

あ、そうそう、今日一つ大きな買い物をしました。
9月23日に、東京芸術劇場でモーツァルトの「レクイエム」をやるそうで(江守徹の語り付き)、チケットを買ってしまいました。A席。
江守徹を間近で見てみたいというミーハーなだけですが、たまには気合入れて音楽を聴きにいくのもいいかなと思って。
今から楽しみです。

投稿者 konkiti : 01:24 | コメント (0)

2006年07月14日

楽器の値段

こちらのブログはまた随分更新が途絶えてしまいました。
楽器の話題といってもそう頻繁に話の種があるわけではないし、
それ以外の話題は別のブログに書いたりしているので、
結構間隔が空きました。

2つのブログをそろそろ1つにまとめた方が良いかなと思うのですが、
こっちのブログはクラリネットの写真撮ったりデザイン考えたりしたので
愛着があり、シンプルですが気に入ってるので、なかなか捨て難い
ものがあります。

でも最近、スパムトラックバックやコメント攻撃にも会っているので、
1つにまとめる潮時かもしれません。

さて、話題を変えて、昨日クラリネットのレッスンに行きました。
レッスンのお陰で最低週に1回は強制的に楽器に触れるチャンスが出来るので、
やっぱりレッスン再開して良かったと思います。
練習してなくて怒られると、もっと練習しなきゃと思うし。
練習していくと、それに見合った励ましの言葉をもらえるし。
わからない所や何気ない疑問があればすぐに聞けるし、
レッスンに通うことで、練習のモチベーションの維持にもなっています。

昨日のレッスンでは、楽器のランクの事が話に上りました。
現在、知人に借りているクラリネットがあり、なかなか良いランクの
楽器なので、今まで自分が使っていた楽器の代わりにレッスンでも
それを使わせてもらっていたのですが、
そろそろ元の自分の楽器に戻そうと思って、昨日のレッスンでは
自分の楽器を使いました。

そうしていつもの調子で吹いたら、音程がとても合いにくくなっていて、
「もっと小さい音で1つ1つ音を聞きながら慎重に吹いて」と言われ
ました。
息を必要以上に強く入れすぎているから、音程が低くなってしまう、
とのことでした。

知人の楽器ではそんなことはなかったのに、と言うと、
私の楽器は初心者向きの音が出し易い構造の安価な楽器だから、
ちょっと吹けば楽器が鳴るので、吹きすぎると音程が狂う、とのこと。
反対に、知人から借りていた楽器はもっとランクアップした中級者
向けの楽器なので、奏者が息を強く入れても、それを受け止めら
れる許容量があったから、音程が狂わずに大きな音を出せたんだ、
と言われました。

たとえて言えば、軽自動車と普通自動車の違いらしいです。
軽自動車は運転しやすい分、小回りは聞くけど、馬力は出ない。
普通自動車は、馬力があるから、少しくらい無茶な運転をしても
応えてくれる。
そんな感じ。

で、一般に、高い楽器っていうのは、その馬力の大きさを示している
らしいです。あくまでクラリネットの話ですが。
つまり、音程が狂わないぎりぎりのバランスで出せる音量がその楽
器が出せる最大音量であり、その限界は楽器のランク(値段)で大
体決まっている、のだそうです。

ただ、安い楽器は馬力がないから悪いとは一概には言えず、
出したい音量はオケの編成や個々の好みでその時々で違う
はずだから、それに見合った楽器を選択すれば良い、というこ
とでした。

また目からウロコが落ちました。
楽器の値段の違いって、今までよくわかっていなかったので。
先生のレッスンはとても勉強になります。

で、結局、音程が悪いのはもちろん楽器のせいではなく、
私の息の入れ方だという結論になったので、
これをチャンスに、もっと音を聞いて、音程を磨く練習を
しなさいというお達しをもらいました。

そして、私の楽器を試しに先生が吹くと、とてもスムーズ
に美しい音が出ていました・・・

知人の楽器では音程が何とかなっていたのは、それこそ
楽器の許容量のお陰だったようです。
元の楽器で音程が狂っているということは、知人の楽器の
方でもきっとピンポイントに音が狙えてなかった証拠だと
言われました。

音程の練習ってイライラしそうで苦手意識があるんですが、
これを機会に取り組んでみることにします。

投稿者 konkiti : 01:13 | コメント (0)