2006年02月13日

音楽の基本に返ります

昨日は合奏練習お疲れ様でした。
みっちり合奏して、たっぷり疲れました。
最初はドリーとプロヴァンス、ポイントポイントで練習して、
国土先生がいらしてからはアルルでしたね。
指揮者の人にも、国土先生にも、
気になっているところを重点的にしてもらえて、良い練習でした。
だから・・・疲れたー。
その後で管パ練したんですけど、エネルギーの残りかすで練習してた感じですね。

アルルは、何が一番気になっていたかって、
繰返し出てくる旋律の肝(だと自分が思っていた)、
「タッカのリズム(付点8分と16分のところです)」がなかなか吹けず、
そして他の人と合わせられず、
またパート間でも揃わない事がずっと気になっていたのですが、
それだけではなく、
国土先生の指導で、
「リズムの切り方、伸ばし方がなっていない」
ということに、ハッとさせられました。

基本だ・・・基本ができてなかったんだ・・・

タッカは装飾音符もついているから、目立ちがちですし、また大事だと思うのですが、
演奏全体を引き締めるのはココだったんだ!と非常に非常に実感させられました。

実際、国土先生の指導で、演奏が次第に締まりのあるものに聴こえていった気がします。

私も、クラリネットの先生に習っていた時、音の伸ばす長さ、切り方には気をつけるよう、しょっちゅう注意されていて、
また自分でも一時期は気を付けていたはずなのに、
レッスンを通うのをお休みしてからは、だんだん気を遣わないようになってきてました・・・

最近、音の事、指の事、を考えるようになっていたのですが、
基本ができてなかったことに気付き、
一つ一つの音の長さがいかにいい加減になっていたかに気付き・・・
音楽の基本をおろそかにしていました・・・

ここで仕切り直しです。
基本に返ります。
まずは譜読みから。そしてメトロノーム練習。
休符をきちんと守れるように。

あと、同様の指摘で、でも別の意味で大事な内容だったのは、
「休符の意味を感じる事」
なぜここが8分休符なのか、また16分休符なのか、その空気を読み取ることが重要だと教わりました。
それを感じられるようになると、リズムがどんどん活き活きしてくる、と。
リズム感に自信のない自分は、リズムの感じ方と指の同期のさせ方がいつも問題だなと思っていたのですが(そしてそれも確かに問題だと思うのですが)、
休符の呼吸にも問題があったようです。

あと最後に一つ。
「メロディーは飾りであって、その下に流れる部分が土台だ」
目からウロコでした。
ソロ部分は、ソロこそががんばらないと!と思っていたのですが、
しっかりした土台があってはじめて、ソロも映えるのですね。
土台に支えてもらえる、あとはソロで歌うだけ、そう思うと、ソロも少し気が楽になりました。

いや、本当に良い練習をさせてもらえました。
おかげで意識が変わりました。
その反面、自分の全然できていないっぷりが自覚されて、少し、落ち込みモードだったりするのですが・・・
(おまけに、先生に指摘されて緊張すると、指が途端に動かなくなる、音の出が悪くなる・・・
練習が丁寧でなかったことがわかって、改めてショックだったり)

外部の先生に来てもらえると、全然違った視点で音楽を見せてもらえて、
本当に有難いです。
そして、他の人たちも緊張していたのか、それとも真剣勝負でサイヤ人モードに入ったのか、
いつもより合奏全体の音が迫力を増して聴こえました。(当社比150%)
楽器が鳴ってる感じ。

この感じ、忘れないでおきます。

練習後も、管パ練が終わり、韓国料理の夜ご飯組に参加すると、
国土先生のお話を聞く事ができました。

音を冷静に聴くこと、
譜読みをしっかりすること、
音の基本を守ること、
譜読みが出来てないと、自分の事ができないし、他パートの音まで聴こえないこと、
他にもいろいろお話が聞けたのですが、
疲れて空きっ腹で、生ビール飲んだところ酔いが回ってきてしまい、
良い気分になってしまったこともあって、
記憶がおぼろげになってしまっています(苦笑)。

ということで、基本に返ります!
本番まであと2週間。
できることを着実にやっていきたいと思います。

投稿者 konkiti : 2006年02月13日 13:21
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