2005年02月19日

もう明日だ!

こんばんは。konkitiです。
あっ!気が付くと日付が19日。本番はいよいよ明日ですね。
今から約35時間後には、もう舞台乗ってるわけですよ。
時間て言うのは不思議なもので、
「あと1日」って言われるとまだ時間ありそうな気がするけど、
「あと24時間」って言われるともうそれだけかー、となって、
「あと1440分」って言われるとええっ、って焦っちゃいますね。
焦れ、自分。(←本番直前でアガるタイプ)

ところで今回のプログラムの曲紹介、
カレリア組曲は自分が執筆したのですが、
作曲者シベリウスについて調べていた時のこと。

シベリウスは、作曲は天才的で、若い時から周りの人たちにも一目置かれていたらしいのですが、
こと音楽理論や作曲法について生徒の前での講義となると、あまり得意な方ではなかったようです。

小難しい講義よりも、教室を皆で飛び出して自然の風景を味わったり、それを音にしてみたり、
今で言う「課外授業 ようこそ先輩」みたいな体感的な授業をすることが多かったみたいですね。
生徒はさぞかし楽しかったことでしょう。

そんなシベリウスの講義ですが、あるとき作曲についてこう述べたそうです。
「譜面にある全ての音は生きていなければならない」

私は作曲について全く無知ですが、この言葉はとても印象に残りました。

練習が続くと、集中力が落ちてついうっかり気が抜けた音を出してしまったりするんですよね。
音を切るタイミングが少し早くなってしまったり、他パートとの音量バランスを考えないまま吹いてしまったり(^^;)。
でも作曲者がその想いの元に書いている曲を、演奏者が死なせるわけにいきません。
今日の練習も、明日の本番も、一音一音、心を込めて、どの音も死なせないように、生きた音楽にしていきたいと思います。

最高のステージにしたいですね。

投稿者 konkiti : 2005年02月19日 01:24
コメント