February 21, 2005

楽しい音楽の時間

ついに第5回演奏会を迎えました。

結果は・・・成功!と言ってもいいんじゃないでしょうか。少なくとも舞台の上にいる自分たちは、演奏中から「うまくいっている」という手応えがあったし、演奏が終わったときの拍手の感じからしても、お客さんも楽しんでもらえているという実感がありました。
ゲネ(当日の練習)での出来も不安なとこあって、どうなっちゃうの・・・と思ったけど、本番はみんないきなり集中力アップでまとまった合奏になったから、驚いた。もちろんみんなそれぞれミスしてるだろうし弾けてないところもたくさんあるんだけど、合奏としては十分聞けるレベルだったと思う。

正直いままでの演奏会は終わった後も「だめだった~」って気持ちでモヤモヤすることが多くて、“未完成』だけに未完成で終わりましたね、と言われてもしょうがないような演奏の曲も多かったけど、今回は“未完成』だけに完成に近づいてます、と言えるものでした。
お客さんのアンケートを読んでも、ほとんど全ての方が良い評価をしてくださってて、感じた手応えが自己満足ではないことが確認出来ました。いつもは何分の一かは5段階評価で2、とかの厳しい意見をくれるのですが。それに、集まったアンケートがやけに多い! 入場者数は去年と比べて「横ばい」で、決して多くないんだけど、来てくれた方は楽しんでいただけたようです。

なにより、自分たちが演奏を楽しめたってのが大きい。演奏後はみんな口々に「楽しかった」「熱くなった」なんて言って、充実感があったみたいだし、ほんとかなり気持ちよく弾けた。4楽章の終わりに近づいて、難しい動きも通り過ぎてあとは盛り上がって弾くだけだ、ってことがわかったとき、なんかやけにワクワクしてる自分を自覚した。
その勢いのままアンコールに突入して、指はよく回るわチェロソロはソロのくせに煽るわでえらい熱さで締めくくりました。あれは、いい雰囲気だった。

今考えると、学生のときは一年一年が密度が濃くて、冬の演奏会が終わると一年まるごと終わったような感慨があったように思う。演奏会そのもの出来も然ることながら、今年が終わったー!って感じが一緒くたになって、丸ごと大事に思えてた。
でも社会人になると1年や2年のサイクルじゃ生活は変わんなくて、そういう「締めくくり感」てのがないから、演奏会が終わってもなんとなく身体が覚えてる、学生時代の突き抜けた感じに届いてないような気がしてた。でも、今回の演奏会は演奏そのものが、自分の記憶に残るような体験になったような感触がする。
うーん、何書いてるのかわかんないな・・・。とにかく昨日は良い日だったということですよ!

投稿者 甘栗 : February 21, 2005 07:53 PM | トラックバック
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