November 18, 2004

7番聴いてきました

先日の日曜日、N響の演奏会に行ってきました。目当てはベートーベンの交響曲7番。今度、“未完成』でやる曲目です。

マンドリンオーケストラでベートーベンの交響曲・・・って、たぶんたいがいの人が疑問に思うと思う。自分もそう思う。この選曲には反対だったし、今でも疑問。
でも、練習するほど、曲の魅力が身にしみます。明らかに普通じゃないです。他の曲に比べて指使いがめちゃめちゃ難しいとかないのに、なんでこんなに気持ちよく感じるのか、わからない。

でもでも、やっぱり難しい。何が難しいって、曲の構成が複雑で、自分のパートの音取るだけじゃ、どこで入るのかとか別のパートにどう繋がるのか、丹念にスコアリーディングしないと全く見えてこない。
それに、編曲されたとはいえ、オケの曲をマンドリンでやるわけなので、「この動き、マンドリンでやるの無理あるだろ」ってとこも多々あります。
だから、今のところ、マンドリンオケでやるこの曲の完成形ってのが見えない。自分の場合。そうしたら、やっぱりオケの演奏聴いて考えるしかないです。

N響は一番安い席は1500円で、3階の一番後ろの方で聴けます。舞台が遥か彼方だけど、この安さは魅力。
うーん、やっぱり良かった。それに勉強になった。実際に生で演奏見ないとわからないことはたくさんあった。
と同時に、前途多難だと思った。これをマンドリンオケでやって、しかもお客さんに聴かせられるものに仕上げるのに、どれだけの努力と試行錯誤が必要なのか。
こりゃ大変だ。がんばろう。山は高いほど、登った時に達成感があるし。

あれだ、プロジェクトXみたい。
(田口トモロヲ)
「パートが足りない」
「こんなの無理に決まってる」
「諦めよう」
誰もが無理だと感じ始めていた。


最後に涙で振り返れるといいけど。

投稿者 甘栗 : November 18, 2004 12:55 AM | トラックバック
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