土曜日に、小演奏会の合奏練習をした。歌広で。
個人練とか少人数の練習とかするときは、やっぱりカラオケボックスが手っ取り早い。昼間だと混んでないしかなり安い。今回は2時間半で一人700円だった。
曲目はアイルランドの曲とアイルランド風の日本人の曲。
第3回演奏会で「Planxity O'Carolan」を演奏して以来、アイリッシュな曲がちょっと気に入っていて、無印良品の「MUJI4」(店内でかかるそういう曲が集められている)を聴いたりアイルランドの音楽について書かれた本なんか読んだりしている。
「Planxity〜」を演奏したときにも思ったけど、アイルランド曲はマンドリンとの相性はなかなかいい。リールとかジグとかの早いテンポの曲はマンドリンの単音のコロコロした跳ねる感じが出せるし、エアーとかの叙情的なゆったりした曲ではちょっと寂しげなノスタルジックな音色がうまく合う。
なのでマンドリン合奏でまたやりたいなーと常々思っていたけど、もともと数十人規模でやるような音楽じゃないから譜面もないし、基本的に一つのメロディーをいろんな楽器がユニゾンで弾くのが主流みたいだから、半年以上かけて合奏を作りこむ、っていう定期演奏会のスタイルには合わないみたい。音を取ること自体はそんなに難しくなくて、曲の完成度を高めるというよりも、場の雰囲気を出せるかが勝負みたいな。
今回みたいな小規模の演奏会は、大きな舞台ではやりにくい曲をやるいい機会だ。人を募ったり譜面用意したりするのが大変だけど、自由度が高くていい。教会を見学したら話し声も響くような場所だったから、どんな演奏が出来るか楽しみ。
カラオケボックスだと合わせるだけで雰囲気とかまでは気持ちがいかないからなあ。隣から「夏祭り」とか聴こえてたらちょっとね。