August 18, 2004

トップ練習(8/14)

本当は当日か、せめて翌日ぐらいに書きたかったのですが、トップ練で感じたことについて。

ベートーベンはすごい。
こんな当たり前のことわざわざ書くのも恥ずかしいのだけれど、正直にそう思った。

 第1回演奏会では第5番の通称「運命」をやった。マンドリンで演奏するのは常識的ではないし、第一“未完成』は技術的には全然高くないし、当時はもっとがむしゃらでともかくめちゃくちゃだった(この時僕は1楽章でスコアを落としてしまった)。それでも「運命」は物凄く興奮したし、聞いてくれた人も楽しんでもらえたと思っている。
 今回は、ベートーベンの交響曲7番(通称ベト7)は去年から候補に出ていた曲で、ワーグナーが「舞踊の聖化」と呼んだことでも有名で、全楽章それぞれが特徴的なリズムに支配されています。マンドリンでベートーベンなんて、と言う人もいるけれど、間違いないのはマンドリンでやってもその音楽の素晴らしさが伝わってくるということ(ヴァイオリンの法があるいはより素晴らしいかもしれないけれど)。トップだけで練習していても入れ込み方が違う。そりゃみんな曲を聴いてきているし、思い入れも違うのかもしれないけれど、合奏していてこんなに楽しい曲はないのではないだろうか?
 これほど素晴らしい音楽を書き残してくれたベートーベンは本当に素晴らしい! 

投稿者 駒 : August 18, 2004 03:03 AM
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