2006年02月24日

「プロヴァンス組曲」加筆修正しました

おととい、今日と、女子フィギュアをほぼライブで見ていました。
いやー、オリンピックの舞台って、すごい所ですね。
メダル候補の選手のまさかの失敗を見ていると、多分限界まで練習を重ねてきているにも関わらず、
本番で自分の最高を出す、その難しさがひしひしと伝わってきました。
プレッシャーは並大抵ではないのでしょうし、その中で演技に集中していき、
また演技中に失敗したとしても立て直す、その精神力も並大抵ではないのだろうと思います。

でも、そんな中、日本勢もすごかったですね。
日本の選手の情報しか見ていないので、他国の選手のことはわからないのですが、
3人とも自分の強みを熟知していて、そこで勝負しようとしていた姿勢がよく伝わってきました。
だから、結果はどうあれ、どの人の演技も非常に気持ちよく見る事ができました。

荒川選手の研ぎ澄まされた美しい動きにも感動しましたし、
安藤選手が4回転挑戦後に調子を立て直せなくて苦しそうな時に、観客席から励ましの拍手がわきおこったことにも感動しました。
良いものを見せていただきました。


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さて、「プロヴァンス組曲」の情報、また、更新しましたので、お知らせしておきます。
ブログに記事を書いた後で、団内MLでもより詳細な意見交換が行われ、
こちらの記事の方も加筆修正が必要だと思われる部分がありました。
修正部分は、
(以上2月24日加筆)
のように、色を変えて書いてありますので、
プロヴァンス組曲やその周辺事項についてより奥深く知りたい!
というマニアックな方には参考にしてもらえればと思います。

また、こちらの記事では主に曲のタイトルやプロヴァンス地方について
話題にしてきたのですが、
団員の一人、タテラッツィさんのブログでも、また違った角度、
ダリウス・ミヨーという人、そしてミヨーが表現しようとした音楽、という観点から、
ミヨー作曲「プロヴァンス組曲」の紹介をされています。

ミヨー:プロヴァンス組曲

プロヴァンスそのものについてはいろいろアプローチしていた自分ですが、
こっちの方は全然だった!ということに、タテラッツィさんの記事を読んで気付きました。
考えてみれば、曲について語るなら、まず作曲家、でしたね。
おかげさまで、曲理解の上で非常に役に立ちました。

今回、こうやって調べ物をして、またMLでやりとりをして、強く思っているところなのですが、
こうやってお互い情報を補いながら、また質問したり意見交換しながら、音楽を作っていく、って、
良い相乗効果が生まれるな、と思っています。

ただ一人で本読んだりサイト検索しているだけでは、
曲の理解はこんなに広がらなかったし、また誤認識している部分にも気付けました。

以前の記事で、
音楽を作る上での、技術力とはまた別の側面として、音楽の雰囲気や曲について語る、
という事について書きましたが、
そうやって語っていくうちに、モチベーションも高まってくるし、
その曲に対する気持ちが高まってくるんですよね。

話は変わりますが、今日、ゼミの飲み会があり、そこでゼミのある人
(なんと現在フリーのアナウンサーの人です。全国テレビでもお見かけするようなプロです。)と
舞台でのお芝居について話していて、
どんなに演技が上手い人でも、気持ちが入っているのと入ってないのとでは
観客が受ける印象が全然違うと思う、というお話を伺いました。

同じ事が、演奏会にも言えるのでは無いかと思います。
仕上がりの上手さを決める技術力は地道に練習していくしかないですが、
曲に対する気持ちもまた、本番に向けて最高の状態でもっていきたい、そう思います。

ま、技術力が一番心配の種だったりはするのですが・・・(^^;)

本番で、スーッと曲に入っていけて、自分が感動できたらいいな、とそう思います。
お客さんの感動ももちろん欲しいですけどね。

さて、本番まであと2日です!
心配の種をなるべくつぶせるように、なんとか時間を見つけて練習したいと思います。

投稿者 konkiti : 2006年02月24日 08:32
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