May 18, 2004

エトワール

湯豆腐が精力的な投稿を増やしているのに比べ、既に停滞気味のこちら。いけませんな。

趣向を変えて、最近見た映画の話なんか書いてみます。DVDですが。
「エトワール」
パリ、オペラ座のバレエダンサー達を3ヶ月間追った、ドキュメンタリーです。バレエってものは誰でも知っているけど、実際舞台を見たりする人はそう多くはないのでは。自分もその一人なわけですが、マンドリンでもバレエ音楽を多数取り上げてるので、タイトルだけは耳に覚えがあります。あと、「昴」で興味持ったり・・・。
そんな気になっているバレエについてのドキュメント、面白そうです。借りてみました。
映画の中でダンサーが皆言うのは、「バレエに全てを捧げている」ということでした。付属の学校に入る幼いころから、長ければ定年の40歳まで、娯楽とは無縁の閉ざされた中でただ踊りを高めていく人生です。でも、舞台の上での観客や仲間との一体感は何ごとにも変えられないと言います。
比べられるもんでもないけど、自分たちもなんだかんだ言って本番の舞台の達成感が忘れられないから合奏を続けているわけで、なんとなくわかるなーという気持ちでした。

「白鳥の湖」みたいな有名なクラシックバレエから、「第九交響曲」という、あの曲を使ったモダンバレエまでいろいろ取り上げられてて、このページを見ているような音楽や芸術が好きそうな人はそれだけでも楽しめるのではないでしょうか。

「エトワール」は”星”の意味で、オペラ座の一番上の階級だそうです。上から「エトワール」「プルミエ・ダンスール」「スジェ」「コリフェ」「カドリーユ」の階級にわかれています。

http://www.kinetique.co.jp/etoiles/

投稿者 甘栗 : 12:15 PM | コメント (0)